労福協だより秋号

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約2分

いつもフードバンク活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

フードバンクふじのくにの活動は2021年度、8年目となります。2021年度に入り、食品を求める声は一時期に比べ落ち着きましたが、いわゆる「コロナ前」と比べると、依然高い水準となっております。具体的には、4月から7月までの4か月間の食品依頼件数を今年度と2019年度と比較すると、およそ1.78倍、というデータになります。これに加え、緊急事態宣言発令に伴う夏休みの延長で食費などが嵩み困ってしまう子育て世帯、アルバイトが出来ず生活に困る学生など、さらなる依頼の増加が考えられます。

支援の状況を見ると、あまり良い状況とは言えませんが、そんな中でもいろいろな企業様・団体様よりご協力の申し出をいただいております。今回はそのうち2つの事例をご紹介いたします。

スズキ関連労働組合連合会からの食品運搬用車両2台の寄贈

フードバンクふじのくにでは食品運搬に使用する車が不足しており、また、軽保冷車に関しては初年度届出より11年が経過しており、買い替えの検討時期を迎えておりました。今般、より運転安全装置付きの食料運搬用自動車2台(「エブリイ」と保冷車仕様の「キャリイ」)を寄贈いただくことになりました。ありがとうございます、大切に使わせていただきます。

せいしん信用金庫による「せいしんフードドライブ」の開催

せいしん信用金庫100周年事業の一環として、せいしん信用金庫全店舗及び本部において、食品回収BOXを設置し、フードドライブを行っていただきました。1回目は5月に行われましたが、約一か月間で約1トンの食品を集めていただきました。2回目は11月に予定しておりますので、見かけた方は、ぜひご協力いただけますよう、よろしくお願い致します。

活動をしながら、やはり「皆さまのささえあってのフードバンクである」と思うばかりです。今後ともどうか、よろしくお願い致します。

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